sodopp インタビュー

2月11日 PM8:49。我が家にて鍋をつつきつつ…..
sodoppが中学生のイモっ子のころから付き合いだけど(笑)インタビューするのは初めてだね。ではよろしくお願いします。早速だけど、なぜ今、上京ってことになったの?

アヤノ:9月の関東ツアーの時にサトコと話してて「東京のほうがいいかもしれないね。」って話になって。だって東京ってすごい狭い土地なのに何カ所もライブハウスがあるし、その箇所箇所に全然違うジャンルのバンドがいるでしょ。

サトコ:環境的に向こうの方がいろんなバンドがいて刺激もすごい受けるし、何より向こうですごく反応が返ってきて。まず無料ライブ見に来てくれて、その次のライブとか見に来てくれたりするし、中には5箇所ぐらいずっと見に来てくれた人もいたし。

アヤノ:それで最後の関東ライブの日に、事務所の社長が「東京でやってみる?」て聞いてきて。。。で、そこから話が始まったっていう。でも、上京って言うよりは、とりあえず半年間東京でやってみましょうっていうかんじです。

サトコ:3月にアメリカでのライブがあって、自分達的にも盛り上がってる時にワンマンやって。その流れで5月くらいに上京。タイミング的にそれくらいかなあって。

今、話にでてきたけどアメリカでのライブが決まった経緯って?

アヤノ:それこそ9月の東京で外国人のお客さんが見に来てくれてて、その人達の反応がめちゃくちゃよかったの。それでなんとなく「いけるなぁ」って(笑)で、次のライブで事務所の上の人たちが見に来てくださったときに「うちらアメリカいけると思います」と(笑)「アメリカ進出できます」と(笑)そんな風に言ったら、事務所の方がSXSW(※1)の締め切りがもうすぐだからすぐにエントリーしてみようってことになって。それから日本審査があってアメリカ審査があって、合格して決まったっていう流れです。

アメリカでのライブが決まって、純粋にどんな気持ちだった?

サトコ:まだ、なんか実感わきません(一同爆笑)すんごいうれしかったけど。まず最初にMC考えた(笑)

だれがMCやるの?(笑)

サトコ:せっぴー(セイナの愛称)。

セイナ:さっちゃんだよ。英語しゃべれないよ。

サトコ:しゃべれるよワタシ。。。。リッスン!!(笑)

相変わらずの天然っぷりを心地よく感じながら、いつしか楽曲の話題へ…..
曲を作るときにどこに重点を置く?

サトコ:メロディ。良いメロディなら歌詞もよく聞こえると思う。だって聴いてると歌詞より先にメロディが入ってくるでしょ?だから何よりメロディが大事。そのメロディって作ろうと思えば作れるけど、その先は”良い”か”悪い”かの問題で悪ければ自分で却下しちゃう。

セイナ:最近は楽曲に対するハードルがそれぞれ上がってきてるから昔に比べて曲ができるのが遅くなった。

アヤノ:下手なもの出せないなっていうか。

サトコ:出来たけどまだ変えられるでしょ?っていうような感じで更に変えていって。。。。がっちり固まってないとライブではやりたくない。1曲に対する重みというか思い入れが大きくなってきてる。だから曲が出来るのも前より遅くなってきてるけど。

思い入れのある曲とかある?

アヤノ:「YEAH!!!」かな?あの曲が出来てからバンドが変わった気がする。自分が作ってないっていうのもあるだろうけど、、、、ナニか変わった気がする。

サトコ:アタシ、「つくり目」(※2)かな?あのサビがすごい好き。今やってないけど(笑)。。。♪終わるの待ってる〜♪(メロディを口ずさむ)

セイナ:ワタシ何だろう?。。。。新曲(リアル)かな?違う、新曲もすごく好きだけど「ドロップ」だな。「ドロップ」は私が初めて歌詞を書いた曲で色んな想いや思い出が詰まってる。

サトコ:アタシ「水色」(※3)も好きだな。セイナの歌詞がもうね、もう最高に良いんだって。「だいたいこういうメロディで」ってセイナに持っていって、セイナが書いてきてくれたらピッタシはまった。

セイナが書いてきて曲を作るっていうのもある?

アヤノ:「放蕩ピエロ」と「アポストロフィー」。セイナに歌詞を渡されて、その瞬間に浮かんだ。
。。。。。。。。。。ねえ、うどん入れていい?(一同爆笑)

いつもの独特のユルさのなか、鹿児島の音楽シーンの話題に…..
8年間、鹿児島でやってきたわけだけど、地元のミュージックシーンをどう思う?

セイナ:いろんなジャンルがあっておもしろいと思うし、何より私たちはいい環境に恵まれてたと思う。結成当初は、お兄さんお姉さんバンドがたくさんいて、すごい良くしてもらって。。。「エレキ甲子園」とか「JET LIVE!」とか段階もあったし、そういうのに出演してるバンドの姿を見てたから「JET LIVE!」に出たいとか「COUNTDOWN」でトリをしたいとか思ったし。実際、上京してるバンドとかもいるし、それをふまえた上で「自分たちはこうしたい」って目標というかイメージがしやすかった。

サトコ:うん、それはすごく感じた。それともう一つ感じてたことがあって。。。。うまく伝わるかどうかわからないけど、バンドのシステムがなんか型にはまってる気がしてて。。。。。「音源できました。九州ツアーしました。」はい終わりみたいな。。。。なんかそこから先に繋がらない印象を受ける。九州ツアーをやることはすごいことだし、大変なことなんだけど、それってバンドを組んだときからある程度イメージできてるっていうか。そこまでが型にはまりすぎてて、それがもう当たり前になってて。。。九州ツアー行って満足みたいな。。。。実際、九州以外にでてみないとわからないんだろうけど、それはすごく感じる。幸運にも自分たちは九州以外でもたくさんライブをする機会があるから余計に外に出て欲しいなあって思う。

アヤノ:九州出るのはお金も体力も使うけどね。。でもその分音楽の事だったり自信だったり得るものはでかいと思う。。。。。。。。。みんなうどん食べないと溶けるよ?

最後にワンマンライブの話に…..
初めてのワンマンライブだけど?

セイナ:なんとなくなんだけど、いつかはワンマンやりたいって思ってて。そしたら上京することになったから、タイミング的に今しかないなって。。。。お客さん入るかなあ?(笑)

サトコ:お客さんは集めましょう(笑)

セイナ:SR(※4)の人たちを泣かせたいね。

アヤノ:あー泣かせたいねぇ。

自分たちが泣くでしょ?(笑)

セイナ:アヤノなんか1曲目から泣きそうだよね(笑)

サトコ:まず、お客さんに「なんかsodoppって変わったよね」って言わせたい。それと時間がたっぷりあるから、飽きさせないように、、、、、”どげんかせんといかん”(笑)

アヤノ:今の使ってね(笑)

サトコ:バンド結成8年でついにワンマンというのもあるし、まあ半年ってことになってるけどどうなるかもわかんないし。もちろん鹿児島にはいっぱい思い入れもあるわけだし、まさに集大成。そう、集大成ですよ。うちらアメリカで一発ぶちかましてからのライブだし、俄然テンションも上がってますから、みなさんの損はさせませんよ。今まで応援してくれてた人たちに見送って欲しいというのもあるし、見に来てくれてるみんなに感謝を込めてやるのでぜひ見に来てください。

セイナ: 23年間、大好きな空間や大好きな人たちに囲まれて過ごしてきたわけだけど。。。その場所を離れるのはすごく寂しい。し、上京するってもちろん希望もあるけど不安も沢山あるわけで。だけどね、私たちは決心したのです。もっと上を目指したいから。覚悟を決めてのワンマンライブだからねー、きっといいものが見られるに違いないよ(笑)というか。。。いいライブにできるよう精一杯頑張ります!!タイトルも『sodoppワンマンライブ-ちょっと出かけてきます。 -』っていうんだけど、私たちらしさが出ててすごく好き。このタイトルからも何か感じてもらえることができたら嬉しいな。会場で沢山の方々にお会いできるのを楽しみにしております。

アヤノ:二人に同じく!!とにかく観にきてほしいです!!

(※1) SXSW:サウス・バイ・サウスウエスト。仏カンヌのMIDEM(ミディム)、独ベルリンのPOPKOMM(ポプコム)と並ぶ世界3大国際音楽産業見本市の一つ。http://sxsw-asia.com
(※2) つくり目:sodoppの2番目にできたオリジナル曲。廃盤となった「BIG MUFF」に収録。
(※3) 水色:廃盤となった「フリッカー」に収録。最近、再び演ろうという動きがある。
(※4) SR:sodoppが拠点としているライヴハウス SR Hall / CAPARVO Hall。