大きいバンドがでるわけじゃなく何かを得られるフェス

最後に来年開催に向けてみなさんにメッセージを。

寿山:来年に向けてまたライブハウスに足を運んでください。キャパルボに来てもらうことで鹿児島のシーンを感じられると思うし、僕もライブハウスだけじゃなく、外のイベントいろんな場所に顔出すのでそこで皆さんと会話して今年よりも濃いフェスを作っていけたらと思います。

野間:2011年3月に鹿児島に帰ってきて8月に WALK INN STUDIO! をオープンしたんだけど、ちょうど帰ってくるタイミングで東北地震が起こったんだよね。前の職場SPC(※10)の仲間たちはすぐに東北ライブハウス大作戦をスタートして支援してるなか、自分は鹿児島に帰ってきてスタジオを作る。そこにもの凄い後ろめたさがあった。そんな気持ちで昔の仲間たちと年に数回会うと居場所がなくなってる感じがしたんだよね。復興支援に動いている仲間を見て自分は何も出来てないんじゃないかというやきもきもあって。けどそれを話しても意味ないということは分かってたし。SPC西片さんや TOSHI-LOW さんも言ってくれてたように「地元で鳴らしてくれればキャッチするよ」って言われてたけど。自分が出来ることを確かめる1年だった。
6年かかったけど、確実に東京まで届いた!そしてそれをキャッチしてくれた!

KEN(YOKOYAMA)さんが「フェスやらないの?」って声かけてくれて、それで1回目をやるきっかけになったんだけど、映像にも残ってるけどKENさんがMCで言ってた「スタジオだけがやっても大きくならない。みんなでフェスを作っていって、いつか有名なアーティストが出させて下さいって頭下げに来るフェスになったら最高だ。」って言葉。その言葉が励みになった。
だから自分もみんなと東北行きたかったけど、まずは自分の街を守ろうって思った。ウォークインフェスはみんなのそういう思いが詰まったフェスだと思ってる。
装飾チームや、出店者、飲食店、演者さん、裏方の皆、音響や照明の専門学校に行く学生さん、そして今は隣にCAPARVOの若い寿山達も横にいる。
それを考えるとこういうことだったんだろうと思う。今年それを東京の仲間達に見せられたのが良かった。

※10:SPC peak performance。ライブハウスを中心にレギュラーバンドと共に全国各地を旅するライブPAチーム。

鹿児島に住むいろんな人達が自主的に常に発信してる!

“僕らの街は、僕らで創る。” この気持ちがあれば僕らがもし被災しても鹿児島は落ち込まず前向いて進めるんじゃないか?と思ってる。
「来年やるんですか?」とか「すごいですね」とか言ってくれてありがたいんだけど、ウォークインフェスはバンドマンや出店者や裏方チーム、鹿児島に住むいろんな人達が自主的に常に発信してる!ホントそれぞれが日々アウトプットしてるんだよね。
それぞれがやっているアウトプットの集合体がウォークインフェスだと思ってるからフェス自体も大きくなってきてると思う。
だからフェスだけに来るんじゃなくてバンドのライブを見に行ったりお店に食事をしに行ったり、買い物をしたりするだけで、新たに見えてくる部分もあると思うし。
その一つ一つの集合体がウォークインフェス。あくまでも “僕らの街は、僕らで創る。” そういう気持ちを見せられたら、大きいバンドがでるわけじゃなく何かを得られるフェスと分かってもらえると思います。
みんなの1%が合わさって100%に。
もちろんこれを企画してくれた ongaku-heiya もね!!
それがどんどん大きくなって、来年以降は2000万パワーズで!(爆)

そして1回目に出てもらった KEN BAND にまた今の鹿児島を見て欲しいなぁ~。

だから本当に来年も皆力を貸して下さい。そしてまずは10年形を変えながらでも共にイベントをやっていきましょう!
宜しくお願いします。