>> LIVE REPORT 2005.8.27 sat ■ electric humanoid ■ MUSIQUE ANIMEE ■ the powerful banana ■ 白☆星 ■ 0225tone 2005.8.28 sun ■ ココロイロトリドリ ■ sodopp ■ ガガーリン ■ 芥 ■ The Vector pluss

フロアに入るとステージ上に「JACK ANDERSON」のロゴ、ホールはミラーボールがくるくると幻想的な空間を創り、そこに今回もDJ:TAKAHI-ROCKが華を添えてくれています。1日目のオープニングSE「The Rapture/Echoes」が流れた途端、ミラボールは止まりステージのロゴが紅く照らされます。いよいよ始まります。 緊張感溢れる真っ赤なステージに本日の1番手「electric humanoid」が登場。 記念すべき1曲目は「マヤカシ」。確実にJack Andersonの幕が開けられたのです。長らくバンドスタイルから遠ざかっていた期待や不安など、その想いがピーンと張りつめ、独特の緊張感が創りあげられていきます。 「electric humanoidです。よろしくお願いします」 その緊張感を引き裂くようにかき鳴らされたギターフレーズ。そう昨年のvolcanoのオープニングを飾ったときをフラッシュバックさせる疾走感溢れるナンバー「word dance」。潔くて心地よい。しかしあの時とは違う。 今回のイベント限定でサポートでドラムを迎え入れ、少ない期間の中にも関わらず、しっかりと違ったアプローチで音を発信するバンドに変化していた。今現在の「electric humanoid」を魅せるには十分だったと思う。実際、彼らのセットリストは4曲のみ。それでも彼らは変化しつつある音楽の可能性を魅せてくれ、さらにイベントの始まりの緊張感までも、バンドの色にしてみせた。 3曲目は「甘い果実」。エンディングのドラムが加速してゆく。暴走してゆく。バックフットの暗闇に強烈なインパクトを刻んでゆく。 最後はタイトルもまだ決まっていないナンバー。セットリストにも「新曲」と書いてあるだけ。止まっていたのではない、活動できなかっただけであって、彼らはしっかりと動いていたんだ。そのしっかりとしたメロディーラインに委ねながら、これこそが次の方向性なんだろうと認識したところで、彼らは蒼い空間をあとにした。 SET LIST 01.マヤカシ 02.word dance 03.甘い果実 04.新曲(タイトル未定) next >> MUSIQUE ANIMEE