>> LIVE REPORT
2005.8.27 sat
■ electric humanoid
■ MUSIQUE ANIMEE
■ the powerful banana
■ 白☆星
■ 0225tone
2005.8.28 sun
■ ココロイロトリドリ
■ sodopp
■ ガガーリン
■ 芥
■ The Vector pluss |
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いよいよイベントも今日で最後。会場にはまだ18:30という早い時間帯にもかかわらず、大勢の人がホールを埋めていく。そんなフロアを見ながら今日も良い1日になりそうだと確信する。受付に並ぶ列がはけてきたころに2日目のオープニングSE「MO'SOME
TONEBENDER/GREEN&GOLD」が流れる。バックフットからのヒカリのなか、「ココロイロトリドリ」がステージへ。そして春が来る。。。
そう、今回のセットリスト、彼らにはひとつのテーマがあった。それは「季節」。今回鳴らされた6曲にはそれぞれの季節があって、春から夏、夏から秋、秋から冬という具合に季節をいろどっているのである。そのために照明の色にもこだわった。
そして1曲目「季節廻り」〜2曲目「キセツ」。
ミディアムテンポの曲調にどっしりと唄が真ん中に座っている。間奏に聞こえるハーモニカが心地よい。何しろこのバンド、唄に生命力がある。だからこそメッセージ性も強い。のどがつぶれてしゃがれ声で絞り出す声にもなぜかツタワル。何かを持っているのである。
そして季節はめぐり春から夏「マーブル」へ。"夏の匂い、線香の様にゆらゆら揺れて霞んで消える。思い出だとか、微笑だとか、約束だとか、未来とか、過去だとか"
そんなフレーズを夏特有の疾走感にのせて歌い上げる。続く「メロウ」では"優しく吹く秋、描く夕映えの街 儚く燃ゆる火はなんと美しいのでしょう"
と秋を歌い、「アイボリー」では"十二月あなたと紡ぐ冬を、鼻をすすりながら唄う僕の声" と冬をあらわす。
「最後にキセツは春へとかわります」
そう言うとギターを弾き始める。最後に「繋がっている」だ。そう、季節は"走馬灯のように駆け巡って" "繋がっている"
のである。この時にはゲストとしてMUSIQUE ANIMEEのヨシハラサユリをコーラスに招き入れ、季節をよりイロドル。
見事に30分の間に春夏秋冬を表現して魅せた彼ら。鹿児島を代表するバンドに成長した夜だった。
SET LIST
01.季節廻り
02.キセツ(春)
03.マーブル(夏)
04.メロウ(秋)
05.アイボリー(冬)
06.繋がっている(春)
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